マーケティングの全体像で考える

マーケティングは個別の打ち手だけを検討しても、そもそも「誰」に、商品のどんな魅力を打ち出すのかがわからなければ、広告・販促も当てずっぽうになってしまいます。さらに、顧客を取り合う存在＝競合はいるのか、どんな戦力を持っているのかがわからなければ、戦いの方針が立てられません。
マーケティングの全体像を理解し、正しい検討手順を身につけることによって、成功確率を高め、万が一失敗した場合でもすばやいリカバリーが可能となります。ゆえに、「環境分析」や、ターゲットの明確化などの「戦略立案」を確実に行ってから、「打ち手」＝「施策立案」に入る必要があるのです。
 

「マーケティングは流れで読み解く」

大きな流れで考えれば、マーケティングは「環境分析」「戦略立案」「施策立案」の３段階に分かれます。
まずは「環境分析」です。世の中の動きや、自分たちの戦場の把握、彼我の戦力分析などは欠かせません。自社を取り巻く環境の事実関係をモレ抜けなく抽出し、その事実の意味を考え、さらに事実と事実をつなぎ合わせることによって、自社にとっての「市場機会」と、機会を捉えるために自社の抱える「事業課題」が明確になります。これが戦略の方向性です。
方向づけができたら、戦略を詳細に練り上げます。どこにターゲットがいるのかを明確にするために市場から候補群を抽出し、ターゲットを選定し、どのようなアプローチを行うかを決めます。アプローチの方向づけができたら、それを実現するのが４Ｐです。４つのＰの要素ごとに、具体的な施策を立案・展開します。まずはこの一連の流れをアタマに焼き付けておくことが重要です。
 

「フレームワーク」で、ChatGPTと共に考える

そして分析・立案の際に、ファクト（事実情報）を漏れ向けなく収集し、そこから「意味合い（解釈）」を導き出していくために用いられるのが、「考えるための型」である、「フレームワーク」です。そして、フレームワークをChatGPTに任せれば、事実関係の情報収集と、一次回答を導き出す時間が劇的に短縮できます。
但し、ChatGPTは正しい答えを出してくるとは限らないのは、もはや周知の事実でしょう。フレームワークに関しても、まずは「フレームワークの使い方」の条件設定をしなければ、誤用した答えが返ってくることもあります。そのため、使用者自身が正しいフレームワークの使い方を知っておく必要があります。また、ChatGPTは対話型生成AIなので、回答に対し質問、ツッコミを入れて深掘りしていくことで、より筋のいい分析、立案の答えが返ってくるようになります。なので、使用者は対話を深め、回答を評価できる能力も求められます。
　　【参考】業務に活かせる！ChatGPTを使ったマーケティング・フレームワーク研修／アスリーブレインズ株式会社
https://a3-brains.co.jp/course/?cd=OP033

アスリーブレインズ　研修の特徴

特徴①現場に即した研修を開発

アスリーブレインズは、独立系SIerである株式会社ディ・アイ・システムの 100％グループ会社です。グループ内には現役の開発エンジニアが多数在籍しており、現場に即した研修を開発・提供しています。さらに、研修と現場のギャップを常に把握し、内容をブラッシュアップし続けています。

特徴②現役コンサルタントでもあるマーケティング経験が豊富な講師が指導

コンサルタントとしての経験が豊富な講師も在籍しています。現場での経験談を盛り込んだ、分かりやすい講義に定評があります。理解が難しい部分については、実際の事例を交えて解説します。現場の業務に直結するスキルを提供しています。

特徴③お客様に合わせたオーダーメイドの研修設計が得意

アスリーブレインズは、お客様の業界や個別の状況に合わせたオーダーメイドの研修（カスタマイズ研修）の設計が得意です。現状の課題をヒアリングし、その解決に向けて、一緒に研修を作り込んでいくことも可能です。
 

まとめ

 
今日、マーケティングはユーザーニーズを捉えたサービス開発や、ソリューション営業のために欠かせないスキルとなっています。そこで、より精度の高いマーケティングプランを効率的に考えていくためには、マーケティングの基本を習得した上でAIを活用していくことが必須となってくるでしょう。アスリーブレインズでは、マーケティング知識を基盤に、ChatGPTの具体的な使いこなしを学べる研修をご用意しています。ぜひ一度、ご相談ください。