ビジネスを変革し利益を創出する「マーケティングDX」研修~「デジタル化」から踏み出し、成功に至る「DXの必須ポイント」を体得する~


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ビジネスツール活用 ビジネスツール活用

研修情報

研修コード OP032
カテゴリ ビジネスツール活用
日数 1 日間
時間 09:30 ~ 17:30

研修概要

DXに注目が集まって「成功・失敗事例」などもメディアに取り上げられるようになってきました。DXの眼目は「デジタルによるビジネスモデルの変革」です。「変革」のためには、方法論としての「マーケティングの視点」が欠かせません。本研修では変革すべき「ビジネスモデルの要件」と「マーケティングの基本」から入り、実行のためのマーケティング分析によるビジネスの変革の演習を行い、「変革のための基本パターン」を身に付けます。そして、実行施策の一つである「デジタルマーケティング」の基礎までを1日で一気通貫します。

研修目標

・DXとビジネスモデルの本当の意味と基本要件が理解できる
・マーケティングの考え方でDXにおける「変革のポイント」を見つけられるようになる
・外に打って出て利益を送出するための「マーケティングDX」の基本が理解できる
・具体的な施策の一つである「デジタルマーケティング」のキモとなる手法が身に付く

研修内容

■DXとビジネスモデルの基本を理解する

<学べること>

DXとビジネスモデルの基本要件と代表事例

<具体的なコンテンツ>

(レクチャー)

・IPAの「DX白書2023」から現状を認識する

・経産省の「DXの定義」を見直し、そのポイントを再考する

・ビジネスモデルの意味とその基本要件を理解する

・ビジネスモデルから考えたデジタルで変革をした事例を紐解く

・DXに欠かせない3つの視点:ビジネス(経営)・デジタル(IT)・マーケティング

■DXとビジネスモデル変革に欠かせないマーケティング視点

<学べること>

DXに欠かせないマーケティング視点の「基本のき」:マーケティングの全体像(体系)と、正しいニーズ抽出の方法

<具体的なコンテンツ>

・マーケティングの意味と、その「基本のき」とは?

(インタラクティブ演習)

・多くの人が「ニーズ」に対する誤った認識あり!

「この人のニーズはなに?」:ニーズとウォンツの関係と、ニーズ抽出のフレームワーク

・頭に焼き付けるべき「マーケティングの全体像(体系)」

「売れていない商品のテコ入れ策を考えよ」:「マーケティングは流れで読み解く」

■ビジネスケース演習(A4版1ページ程度の事例ケースを事前配布)

<学べること>

・3C分析によるKSF(Key Success Factor:成功のカギ=変革の方向性)導出方法

・VC(バリューチェーン)分析による「変革ポイント」の導出方法

<具体的なコンテンツ>

(グループワーク)

・ケース事例:業績が振るわないある業界のA社の状況を分析し、具体的に新たなビジネスモデルを立案し、そこで活用できるデジタル技術を検討する

・演習Aパート:3C分析によるKSF仮説の導出

・演習Bパート:KSFを実現するVCの分析・構築による変革ポイントの導出~変革のためのデジタル技術の活用の検討

■戦略・施策立案・デジタルマーケティングの基礎

<学べること>

・外に打って出て利益を送出するための「マーケティングDX」の基本

・具体的な施策の一つである「デジタルマーケティング」のキモ

<具体的なコンテンツ>

(インタラクティブ演習)

・ニーズから考えるターゲットの考え方:「この商品のターゲットはどんな人?」</p

 -「セグメンテーションはニーズで括る・先入観の“属性”から考えない」

 -「魅力的なターゲットを抽出する基準の“5R”」

・ターゲットへの価値の示し方(ポジショニング)

 -「価値を示すポジショニングマップの“軸”は顧客視点で考える」

・ターゲットの解像度を上げる「ペルソナ」

・ターゲットを動かす「コミュニケーション戦略」:態度変容モデルとコミュニケーションミックス

 -目的に合わせた態度変容モデル各種と選択・活用のポイント:AIDMA/AMTUL/AISAS/AARRR/VISAS/ULSSAS

(グループワーク)

・「カスタマージャーニーマップ」と作成演習:「ある業界のサービスを利用するターゲットのカスタマージャーニーマップを完成させる」=ペルソナをよく考え、態度変容モデルとコミュニケーションミックスから考える

■まとめと質疑応答

対象者

DX推進担当 マーケティング担当 情報システム担当 経営企画担当 経営層・・・等

<このようなにおススメ>
・DXと言われても、何から手を付けていいのかわからない
・アナログをデジタル化しただけで具体的な効果が見えない状態にいて、「本来のDX」における成功イメージと、そこに至るポイントがわからない
・DXで具体的にどのように利益に結びつけていくのかがわからない
・内向きのカイゼン活動の延長のDXには取り組んでいるが、外に打って出る方法がわからない

講師紹介

金森 努(Tsutomu Kanamori)
金森マーケティング事務所取締役 兼 アスリーブレインズ講師

講師と同時に現役のマーケティングコンサルタントでもあり、ITや通信のクライアント業務も多数経験あり。幅広い業務経験を元にしたオリジナルのカリキュラム・コンテンツが好評。著書の「よくわかるこれからのマーケティング」はロングセラーとなっている。
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の「DX白書2023」のサブタイトルは、「~進み始めた「デジタル」、進まない「トランスフォーメーション」~」です。つまり、多くが「デジタル化」で留まっていて、本当のDXには進めていないということです。DXの進め方は実際には幅広く、様々な可能性があるでしょう。従って、本研修で示す進め方が唯一の正解というわけではなく、一例に過ぎません。しかし、企業の目的である「利益を挙げる」ということと、「もっと外に目を向ける」という観点からすれば、マーケティングの視点は欠かせません。その視点を是非、身に付けてください。

備考

※研修で使用するPCは貴社でご準備ください。
※インターネット環境は貴社でご準備ください。
※テキストは事前に当社よりPDFデータをお送りいたします。
※研修内容は変更となる場合があります。
※最小催行人数は6名です。

開催形態

【1社様向け研修についてのお問合せはこちら】
 ・1社様向け研修の開催を承ります。
  開催日程・受講人数・場所・内容アレンジなどお客様のご要望に応じたご提案が可能です。
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 ・只今、開催予定が確定している公開研修(1名様から受講可能)につきましては、
  下段の公開研修スケジュールからもお申込みが可能です。

公開研修の開催スケジュール ※1名様から受講可能

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