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内製研修との組み合わせでJavaの実践力を習得できました


グロースアンドコミュニケーションズ株式会社
写真左:福島様 写真中央:奥野様 写真右:高田(営業担当)
グロースアンドコミュニケーションズ株式会社様は、システムエンジニアリングサービス(SES)事業とITソリューション事業を展開する会社です。

同社はこれまで採用活動では中途採用を続けてきましたが、2023年度から新たに新卒採用を実施しました。入社後の新入社員研修のプログラム策定にあたり、アスリーブレインズの技術研修(Java基礎)を採用し、自社による研修などと組み合わせて実施しました。その結果、同社としても新たな挑戦だった新入社員研修に手応えを感じたといいます。

初めての新入社員研修に対する効果や所感などについて、代表取締役社長 福島雅人様と管理部 福岡オフィス事業所長 奥野進様のお二人にお伺いしました。(※以下、敬称略)

【導入したコース】Java基礎

初めて検討した新入社員研修でアスリーブレインズを選んだ理由

会社紹介・担当業務

福島:当社はシステムエンジニアリングサービス(SES)事業を中心に展開しており、顧客企業に当社のエンジニアが常駐してITソリューションを提供しております。業種・業界は非常に幅広く、開発環境もJava・PHPなど多岐に渡っています。

ITソリューション事業も展開しており、ローコードアプリケーション作成機能を提供するソリューションであるLiferay(ライフレイ)のオフィシャルパートナーとしてシステム開発を推進しています。
 
昨年から、乗り換え案内などを中心とした行動支援サービス(ナビゲーションサービス)を提供する「駅探」グループの一員となり、その技術支援も行っております。

導入前の課題

福島:これまで採用活動はすでに技術を身につけている経験者を対象としてきましたが、昨年度、当社としては初めての新卒採用を行いました。彼らの多くは情報系の学部・学校の出身なので技術の基礎こそはあるものの、実務レベルには程遠いことが分かっていました。そのため研修を通して実践力を身につけさせる必要がありました。

会社への帰属意識の面から、できれば自社で研修を完結したかったのですが、検討の結果、現実的でなかったため、社外研修と自社研修を組み合わせて実施することに決めました。

奥野:もし、自社で技術研修を行った場合、講師を担当できるのは私しかいません。しかしながら、私には社内システムの管理やマネージャーとしての業務があり、全ての時間を研修に割くことができないという現実がありました。

アスリーブレインズを選んだ理由

奥野:4月は他社のビジネスマナー研修を受講することに決めていたため、5月の1ヶ月間でJavaの実践力を習得できる研修を探していました。受講形式はオンライン型式ではなく、集合形式が良いと考えていました。

これらすべての条件を満たしていたため、アスリーブレインズさんにお願いすることに決めました。

福島:新入社員の皆さんはまさに「コロナ世代」。大学の授業も自宅でのオンライン講義ばかりで対面授業の機会が限られていました。就職して社会に出た途端、またオンライン講義ばかりだと気が滅入りますよね。そうしたことも避けたく対面での講義にこだわりました。

 

プロジェクト配属後を見据えたスキル習得

研修サービスの感想

奥野:短期間でJavaの実践力を習得させることができたと思っています。習得した知識をもとに調べながらではありますが、システム開発ができるレベルに到達している点から、当初の育成計画を達成することができたと考えています。

また、社外研修を活用したことで、私が本来の業務に専念することができた点も非常に助かりました。

福島:プロジェクト配属後は、常駐先の社員さん達とのコミュニケーションを円滑に行うことが重要だと考えています。技術面で評価が高くても、コミュニケーションが円滑にできない社員は評価が下がりますからね。

対面形式で講師の方から指導いただいたり、他の受講者の皆さんとの交流を通して、コミュニケーションに関するスキルも向上している様子を感じとることができました。

受講者の声

奥野:研修終了後に、新入社員へアンケートを行いました。「不明点を早めに講師や同期へ質問して解決することの大切さを感じた」「限られた時間の中で成果を出すことが大変であることを感じた」「他社の同期と交流して互いに切磋琢磨できた」など複数の肯定的な意見がありました。いずれも自社研修だけでは得ることのできない体験だったと思います。

研修を終えて自社に戻ってきた際には、顔つきが変わっており、研修に参加したことで業務に対する姿勢に変化があったのだと感じることができました。

今後の展望

福島:今後も新卒採用を続けて行く予定なのでもちろん新入社員研修も続けていく予定です。今回、自社研修とアスリーブレインズさんをはじめとした社外の研修を組み合わせて実施しましたが、今後もこのスタイルは継続していこうと考えています。

奥野:研修後のアンケート結果や受講者の様子から、アスリーブレインズさんの研修による新入社員教育は非常に有用であったと判断しています。

研修期間や内容が要件に合えば、ぜひ次年度もご協力頂きたく考えています。

今後も様々な研修の組み合わせを検討しながら、新入社員教育のノウハウを磨いていきたいと考えています。

 

企業紹介

  • 社名/グロースアンドコミュニケーションズ株式会社
  • 事業内容:・システムエンジニアリングサービス(SES)
          ・ソリューションサービス
          ・受託開発
          ・自社サービス開発
  • 従業員数/70名 ※2024年7月現在
  • URL/https://growth-and.com/
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